現在日本人の胃がんの死亡率は肺がんに次いで第2位ですが、罹患率(胃がんに罹る率)は第1位で、男性で9人に1人、女性で18人に1人が胃がんに罹患し、年間10万人以上の人が胃がんと診断されています。
胃がんはその進行度とともに救命率が低くなります。早期のがんはほとんど症状が出ません。 胃がんで死なない、身体に負担の少ない方法でがんを治療するためには、症状のないときに定期的に検診を受け、早期発見・早期治療を行うことが重要です。
診断の方法は内視鏡やX線を使用しますが、熟練した医師や技師が検査を行うことにより、精度の高い検診を提供しています。 当協会では発見がんの90%は早期がんであり、その80%は内視鏡手術で治療が行われています。
最近ではピロリ菌の有無と萎縮性胃炎の程度を調べることで、胃がんのリスクを調べることができるようになり、新しい胃がん検診の方法について研究を行っています。
上部消化管内視鏡検査
胃部X線バリウム検査
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